ボットのオプション設定に関連するファイルの仕様です。
ファイル内容のフォーマットに、「テキスト形式」と記載されているものは、文字コードをUTF-8
(BOM
無し)としてください。
NGワードファイル
システム発話におけるNGワードを定義するファイルです。
システム発話にNGワードが含まれる場合に、システム発話全体を代替回答で置き換えます。
また、NGワードファイル内に代替回答を定義するかによって使用する代替回答が異なります。
- 定義する場合 … NGワードと同じ行に記述した代替回答を使用します。(代替回答ファイルは使用しません)
- 定義しない場合 … 代替回答ファイルに定義されている中からランダムに使用します。
NGワードファイル内で代替回答の定義有無を混在させることはできません。
ファイル仕様
ファイル名 | {任意}.ng |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:テキスト形式
ファイルサイズ上限:5MB
定義する内容を以下の形式で記述します。複数記述する際は別の行に記述してください。
NGワード1 tab 代替回答1 tab はタブ文字に置き換えてください。NGワード2 tab 代替回答2
NGワード1 NGワード2 |
サンプル
NGワードファイル内に代替回答を記述するサンプルです。
※代替回答ファイルを使用するサンプルは、代替回答ファイルのサンプルをご覧ください。
代替回答ファイル
システム発話にNGワードが含まれる場合の代替回答を定義するファイルです。
代替回答を複数定義した場合は、ランダムに代替回答を選択します。
ファイル仕様
ファイル名 | {任意}.ans |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:テキスト形式
ファイルサイズ上限:5MB
定義する内容を以下の形式で記述します。複数記述する際は別の行に記述してください。
代替回答1 代替回答2 |
サンプル
代替回答ファイルを使用してNGワードを置き換えるサンプルです。
DATファイル
xAIMLファイルのコンパイル結果が格納されるファイルです。
ファイル仕様
ファイル名 | {任意}.dat |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:バイナリ形式 ファイルサイズ上限:500MB 自然対話プラットフォームにより作成されるファイルです。 |
ボット属性ファイル
ボット属性を定義するファイルです。
ファイル一括アップロードまたはファイル一括ダウンロードでのみ利用できます。
ファイル仕様
ファイル名 | botattr.properties |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:テキスト形式
ファイルサイズ上限:5MB
定義する内容を以下の形式で記述します。複数記述する際は別の行に記述してください。
キー1 = 値1キー2 = 値2 |
ボット属性一覧(現時点で利用できる属性は1種類のみ)
キー | 値 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
scope |
<sraix> による呼び出し設定を以下の4種類で指定します。global 、public 、project 、null(無効) ※ public 、project を指定したボットは、Frontボットとして使用できません。指定内容に応じたプロジェクト内、プロジェクト外からの呼び出し可否およびFrontボットとしての使用可否については下表をご覧ください。
|
サンプル
ボット属性を定義するサンプルです。
ボット設定ファイル
ボット設定を定義するファイルです。
ファイル一括アップロードまたはファイル一括ダウンロードでのみ利用できます。
ファイル仕様
ファイル名 | botconf.properties |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:テキスト形式
ファイルサイズ上限:5MB
定義する内容を以下の形式で記述します。複数記述する際は別の行に記述してください。
キー1 = 値1キー2 = 値2 |
ボット設定一覧
キー | 値 |
---|---|
DialogueTimeout |
対話タイムアウトを設定します。 |
ReplyAgainTimeoutSec |
聞き直しタイムアウトを設定します。 |
SensitiveInfoKey |
秘匿情報キーを設定します。 |
xxx_Url |
サービスのURLを設定します。xxx には任意のサービス名を指定します。(サービス名を weather とする場合はweather_Url となります) |
xxx_ConnectionRetry |
サービスの接続総試行回数を任意で設定します。xxx には設定先のサービス(xxx_Url )で指定したサービス名を指定します。 |
xxx_ConnectionTimeoutSec |
サービスの接続タイムアウトを任意で設定します。xxx には設定先のサービス(xxx_Url )で指定したサービス名を指定します。 |
xxx_ResponseTimeoutSec |
サービスの応答タイムアウトを任意で設定します。xxx には設定先のサービス(xxx_Url )で指定したサービス名を指定します。 |
サンプル
ボット設定を定義するサンプルです。
ボットプロパティファイル
ボットプロパティを定義するファイルです。
ファイル一括アップロードまたはファイル一括ダウンロードでのみ利用できます。
ファイル仕様
ファイル名 | bot.properties |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:テキスト形式
ファイルサイズ上限:5MB
定義する内容を以下の形式で記述します。複数記述する際は別の行に記述してください。
キー1 = 値1キー2 = 値2 |
サンプル
ボットプロパティを定義するサンプルです。
デフォルトPredicateファイル
デフォルトPredicateを定義するファイルです。
ファイル一括アップロードまたはファイル一括ダウンロードでのみ利用できます。
ファイル仕様
ファイル名 | preddef.properties |
---|---|
ファイル内容 | フォーマット:テキスト形式
ファイルサイズ上限:5MB
定義する内容を以下の形式で記述します。複数記述する際は別の行に記述してください。
キー1 = 値1キー2 = 値2 |
サンプル
デフォルトPredicateを定義するサンプルです。