ユーザとの話題によって、利用できるカテゴリーを制限する方法をご紹介します。
- 同一の
<pattern>を持つカテゴリーが複数存在しても、話題毎に利用するカテゴリーを制御することができます。 - 話題が限定されるため、カテゴリーの
<pattern>を簡略化することができます。
（例：「晩御飯は*が食べたいな」 → 話題が晩御飯の場合は「*が食べたいな」）
実装方法
話題毎に<topic name="（任意の名称）">を作成し、カテゴリーをその配下に移動してください。
話題が決定、または切り替わる段階で、<template>内で<set name="topic">（存在する名称）</set>を記述します。
xAIML
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<category> <pattern>コーヒー</pattern> <template> コーヒー好き？ <think> <set name="topic">COFFEE</set> </think> </template> </category> <category> <pattern>紅茶</pattern> <template> 紅茶好き？ <think> <set name="topic">TEA</set> </think> </template> </category> <topic name="COFFEE"> <category> <pattern>好き</pattern> <template>コーヒーおいしいよね</template> </category> </topic> <topic name="TEA"> <category> <pattern>好き</pattern> <template>紅茶おいしいよね</template> </category> </topic> |
実行結果
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user > コーヒー bot > コーヒー好き？ user > 好き bot > コーヒーおいしいよね user > 紅茶 bot > 紅茶好き？ user > 好き bot > 紅茶おいしいよね |
また、<srai>を使用して、<topic>を跨いで発話を生成することができます。
xAIML
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<category> <pattern>遊ぼ</pattern> <template> <random> <li> しりとりしよう<br/> <think> <set name="topic">SHIRITORI</set> </think> <srai>init</srai> </li> <li>今は遊ぶ気分じゃない</li> </random> </template> </category> <topic name="SHIRITORI"> <category> <pattern>init</pattern> <template>スタートです。好きな言葉を言ってね。</template> </category> </topic> |
実行結果
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user > 遊ぼ bot > しりとりしよう スタートです。好きな言葉を言ってね。 user > 遊ぼ bot > 今は遊ぶ気分じゃない |