基本の対話シナリオ

xAIMLの基本の形式として、aimlブロック内に記述する必要があります。
xAIMLの基本の対話シナリオは、2つ組みの構成と3つ組みの構成があります。
<pattern>内にマッチさせたいユーザ発話を記述し、<template>内にはシステム発話を記述します。

実装方法 – 2つ組の構成

2つ組みの構成は、「ユーザ発話」→「システム発話」の構成です。

xAIML

実行結果

シナリオ対話APIでリクエストを送る場合、Body内の”voiceText”の値にユーザ発話を設定してください。

実装方法 – 3つ組の構成

3つ組みの構成は、「システム発話」→「ユーザ発話」→「システム発話」の構成です。
3つ組みの構成では、前のシステム発話に応じて応答を変えることができます。

ポイント
<pattern>initを指定することで、システムから発話を始めさせることができます。
<that>は、前のシステム発話文またはIDを指定します。xAIMLではIDでの指定を推奨しています。

xAIML

実行結果

また、3つ組みの構成では、<category>内に<that>を記載することで、前のシステム発話に応じて応答を制限することができます。

xAIML

実行結果