シナリオの対話ルール1単位を定義します。ユーザ発話文定義の<pattern>
とシステム発話文定義の<template>
を必須の子要素として持ちます。また、任意の子要素として<that>
を持ちます。
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<category> <pattern>こんにちは</pattern> <template> こんにちは。ご機嫌いかがですか? </template> </category> |
ご注意
1度の対話の中で、ユーザ発話にマッチしたものや<srai>
、そして<sr>
などで利用した<category>
はその対話内で再度利用することはできません。再度利用するには、recursion
属性にtrue
を指定してください。
属性
名称 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
recursion 独自拡張 |
boolean |
– | false |
category の再帰利用可否を指定します。再帰利用するには true を指定します。 |
recursion
この属性はユーザ発話にマッチしたものや<srai>
、そして<sr>
で利用した<category>
を再帰利用可能にします。
これは主にループ処理や、汎用的な処理の起点としての利用が想定されます。
Example
xAIML
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<category recursion="true"> <pattern>* *</pattern> <template> <star index="1"/><br/> <srai><star index="2"/></srai> </template> </category> |
実行結果
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user > 今日は晴れです bot > 今日 は 晴れ です |
子要素
名称 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
pattern |
– | ユーザの入力に対してマッチングの対象となる言語パターンを記述します。 |
template |
– | BOTの出力を定義するタグで、任意の文字列や子要素タグを記述できます。 |
that |
– | 文脈のある対話を実現するため直前のシステム発話を設定します。 |
pattern
ユーザの入力に対してマッチングの対象となる言語パターンを記述します。
詳細はこちらをご覧ください。
template
BOTの出力を定義するタグで、任意の文字列や子要素タグを記述できます。
詳細はこちらをご覧ください。
that
文脈のある対話を実現するため直前のシステム発話を設定します。
詳細はこちらをご覧ください。